新着情報

国土交通省の施策「特定都市河川浸水被害対策法」とは?(参考)

2022年12月22日

「特定都市河川浸水被害対策法とは」

______
(目的)
この法律は、都市部を流れる河川の流域において、著しい浸水被害が発生し、又はそのおそれがあり、かつ、河道等の整備による浸水被害の防止が市街化の進展又は当該河川が接続する河川の状況若しくは当該都市部を流れる河川の周辺の地形その他の自然的条件の特殊性により困難な地域について、浸水被害から国民の生命、身体又は財産を保護するため、当該河川及び地域をそれぞれ特定都市河川及び特定都市河川流域として指定し、浸水被害対策の総合的な推進のための流域水害対策計画の策定、河川管理者による雨水貯留浸透施設の整備その他の措置を定めることにより、特定都市河川流域における浸水被害の防止のための対策の推進を図り、もって公共の福祉の確保に資することを目的とする。
______

法律です。

近年の気候変動で豪雨の増加が見込まれ、指定河川の流域では浸水危険性が高い区域で住宅などの建築が許可制となります。今後指定河川を候補として公表し自治体の水害対策計画などの支援する方針が国土交通省により示されています。一定規模以上の開発を行う事業者には雨水の流出抑制対策や雨水貯留施設の整備などの雨水対策が義務付けられます。

______
住民生活の安全、安心を守るため、弊社では雨水貯留・浸透施設のクロスウェーブ工法等による設計・施工等事業を通じ、社会や地域に貢献する一助となるため今後も弛まず新技術の開発、革新等研鑽を重ね努力してまいります。

______
なお詳細については下記国土交通省のサイトよりご覧ください。今後の雨水対策等各施策方針、取り組みについてわかりやすく解説されています。

特定都市河川浸水被害対策法

流域治水関連法

引用先:国土交通省公式サイト 水管理・国土保全

□関連記事

「吉田川・高城川の特定都市河川 指定について」 -流域治水政策関連-

計画的な施工で冠水・浸水の被害を防ぐ ~ジチタイワークスVol.10特集記事掲載(2020年6月発行)~

国土交通省の施策 「流域治水の推進」とは?(参考)

線状降水帯とは?

国土交通省 国土地理院 『地点別浸水シミュレーション検索システム(通称:浸水ナビ)』のご紹介

気象庁災害情報システム「キキクル(危険度分布)」のご紹介

国土交通省「川の防災情報」について ご紹介

「江合・鳴瀬・吉田川 流域治水シンポジウム」へ参加しました。

「阿武隈川上流 流域治水シンポジウム」へ参加しました。

「一関遊水池事業50年の集い」を聴講させていただきました。