「吉田川・高城川の特定都市河川 指定について」 -流域治水政策関連-
(図・文献 引用 国土交通省東北地方整備局北上川下流事務所公式サイトより)
流域一帯で水害のリスクに備えたまちづくりを進めようと、台風などの被害が相次いだ宮城県の吉田川と高城川流域が7月、東北地方で初めて「特定都市河川」に指定されることになるとのお話です。
宮城県では、特定都市河川浸水被害対策法に基づき、高城川水系高城川等(10河川)の特定都市河川の指定を予定、また、高城川水系高城川等に隣接する鳴瀬川水系吉田川等(26河川)においても、国土交通省による特定都市河川の指定を予定しているとのことです。
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なお、本年7月18日に鳴瀬川水系吉田川等・高城川水系高城川等が「特定都市河川」に指定されました。
対象地域は、仙台市の一部、富谷市の一部、大和町の一部、大郷町の一部、大衡村の一部、大崎市の一部、色麻町の一部、利府町の一部、松島町の一部、東松島市の一部、周辺区域となります。
□引用・参考 宮城県公式ウェブサイトより→
吉田川・高城川の「特定都市河川」指定について、お知らせします
□引用・参考 TBC・東北放送 2023年6月30日はいしん記事より→
大雨被害の“吉田川・高城川”流域を東北初「特定都市河川」指定へ 水害対策で“国の予算活用や税制優遇” 宮城
□引用・参考 国土交通省東北地方整備局北上川下流河川事務所公式ウェブサイトより→
特定都市河川に指定されると、水害リスクを踏まえた土地利用や流出抑制対策等に係る新たな予算・税制等が適用され、より河川整備等が加速化され、「流域治水」を推進されます。
特定都市河川指定後、その流域では、面積が1,000平方メートル以上の雨水浸透阻害行為を行う際には、法に基づく許可が必要となるとのことです。
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今後さらに増え続けることが予想される近年の豪雨災害への対策として、周辺市町村・住民が一体となったハード・ソフトの取り組みを、わたしたちの企業も約30年以上の間、都市の洪水対策、雨水の流出抑制対策の事業を通して取り組んでまいりました。そのノウハウを生かしながら、これからもこれまで以上積極的に流域治水への取り組みに対して、地域貢献、推進していきたいと考えています。
万一の災害への備え、防災減災への取り組みを日ごろから確実に行うことで、生命・財産へのリスクをできる限り軽減、回避することができれば幸いです。今後ともよろしくお願いします。
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