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「阿武隈川水系尾袋川、小田川等の特定都市河川指定について(令和6年3月22日指定)」ー流域治水政策関連ー

2024年4月4日

以下、最新(3月22日現在)宮城県の公式サイトよりの引用です。流域治水政策関連の最新のNEWSについてご紹介いたします。

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阿武隈川水系尾袋川、小田川等を特定都市河川に指定しました(令和6年3月22日指定)
特定都市河川浸水被害対策法に基づき、阿武隈川水系尾袋川、小田川等の計4河川を、令和6年3月22日に特定都市河川に指定しました。

今後、阿武隈川水系尾袋川、小田川等では、河川管理者・流域市町の長・下水道管理者等からなる流域水害対策協議会を組織し、河川整備を加速化するとともに、流域における貯留・浸透機能の向上、水害リスクを踏まえたまちづくり・住まいづくり等の浸水被害対策を流域一体で計画的に進めるための流域水害対策計画の策定を進めてまいります。

また、特定都市河川流域において雨水浸透阻害行為を行う場合、宮城県知事の許可が必要となり、行為前の流出雨水量より増加しないよう対策工事(雨水貯留浸透施設の設置)が義務付けられます。

許可が必要な雨水浸透阻害行為とは、現在の土地に対し、地下に浸透しないで他の土地へ流出する雨水の量を増加させるおそれのある行為で、その面積が1,000平方メートル以上のものが該当します。

(引用ここまで)詳細については宮城県公式サイトをご覧ください。
リンク→https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kasen/tokutei_obukuro.html

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丸森町・白石市・角田市・大河原町・柴田町周辺地域が対象となります。

これを機により一層流域治水の様々な施策が進み、流域の水害対策が促進され、住民の安心・安全が守られるようになれば幸いです。

なお、3月26日には、福島県の釈迦堂川流域も特定都市河川に指定されるとのことです。(建設新聞令和6年3月19日記事より引用)
こちらは、須賀川市、白河市、鏡石町、矢吹町、天栄村、泉崎村の2市・2町・3村周辺地域となります。


(写真記事:建設新聞社様発行 建設新聞 2024年3月19日 記事より引用・出典)

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