工事実績・事例

岩手県盛岡市近郊 民間宅地造成に伴う調整池工事(クロスウェーブ工法 CWN)


規模:約1,000m2(2基)

仕様:浸透式・CWN

岩手県盛岡市内近郊の宅地造成、開発に伴う外溝工事内での調整池・浸透槽(クロスウェーブ工法 CWN)としての事例です。近年この地域は人口が増加しており宅地開発、都市インフラの需要が高まっている地域であり、今後の発展が期待されています。

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近年、国土交通省は 流域治水 政策を推進しており、都市の洪水対策等に力を入れています。

直近の情報としては、流域一帯で水害のリスクに備えたまちづくりを進めようと、台風などの被害が相次いだ宮城県の吉田川と高城川流域が2023年7月、東北地方で初めて「特定都市河川」に指定されることになりました。特定都市河川に指定することで、河川整備を加速するとともに、水害リスクを踏まえた土地利用や流出抑制対策等に係る新たな予算・税制等も活用し、「流域治水」を推進。特定都市河川指定後は、特定都市河川流域で面積が1,000平方メートル以上の雨水浸透阻害行為を行う際には、法に基づく許可が必要となります。今後こういったかたちで東北各地域の流域治水の推進、特定都市河川の指定が進められるものと思われます。

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特定都市河川の指定区域外の場所であっても現在大規模開発においては、開発許可申請時に一定の雨水流出抑制施設の設置が、施主、施工者等に義務付けられています。開発する地域によってその基準が異なりますので、一度所轄の申請機関等にご確認いただいたうえで、弊社担当までご相談いただければ幸いです。企画・設計の段階から、適切な貯水施設等を設計、積算しご提案いたします。大規模工事はもとよりコンビニ等の店舗、宅地造成工事等の小規模開発物件にも対応いたします。気軽にお問い合わせください。