工事実績・事例

仮設道路・資材置き場現場事務所 宮城県内北部 送電線工事

宮城県内北部地区(登米市周辺)での送電線・鉄塔工事において仮設道路(レンタル)での使用例です。

通常、農地・耕作地で工事を行う際には、農地の所有者の方と事前に協議の上、工事が行われる一定期間工事にかかわる範囲を借地するかたちで工事が進められます。農家の方が工事の途中も工事後も安心して土地を貸借できるように、また工事完了後も耕作地として作物を安心して生育できるように配慮しながら進めることができれば最適です。このプラロード工法を提案しながら、少しでも工事にかかわる不安材料を払拭し、円滑に工程を進める一助となれば幸いです。

従来、田畑・水田など平地における鉄塔建設・送電関係工事や土木工事などにおいては、山砂・砕石・枕木などと鉄板を組合せて仮設道路を構築していましたが、このような従来工法では、工期が長くなると共に盛り土に使用した砕石などの撤去後の原状復帰(耕作地への復帰)や廃材の廃棄処理、車輌搬出によるCO2排出、降雨や風による山砂流出等に課題があり、環境資源循環型社会に逆行されているとも言われています。
セキスイ・プラロードは樹脂成形技術を活かし、再生プラスチックでできた軽量の簡易仮設道路路盤材です。
プラロード(再生プラスチックブロック)を路盤材として用い、上部に鉄板を敷設した仮設道路工法で工期の大幅短縮・CO2排出量の大幅削減・リサイクル性の向上を実現。重量は1枚あたり約6.5kg。 人力で軽々運べる波形プラスチック路盤材で労力のかかる敷設・撤去作業が容易で工期を60%短縮。軽量だから地盤の圧密沈下が少なく撤去後の原状復帰が容易。また、周辺への山砂の流出もありません。再生プラスチック成型品ですので使用後のリユース・再資源化も可能です。
水田や畑地などの平地での仮設工事や災害復旧工事(道路・資材置場・駐車場・歩行路など)や段差解消、各種イベント用桟敷、舞台などにも応用可能です。
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『プラロード簡易仮設道路工法』は、2010年11月に国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録(登録番号KT-100053)、2013年3月には農業農村整備情報総合センター(ARIC)にも登録されました。
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