工事実績・事例

仮設道路 山形県庄内地方  農業基盤 ほ場整備事業(プラロード工法)

2011年9月26日 工法別

山形県庄内総合支庁 でのプラロード工法実例です。農地整備に伴う道路及び水路工事での仮設道路として採用(レンタル)いただきました。

従来、田畑・水田など平地における鉄塔建設・送電関係工事や土木工事などにおいては、山砂・砕石・枕木などと鉄板を組合せて仮設道路を構築していました。

しかし、このような従来工法では、工期が長くなるとともにに盛り土に使用した砕石などの撤去後の原状復帰(耕作地への復帰)や廃材の廃棄処理、車輌搬出によるCO2排出、降雨や風による山砂流出等に課題があり、環境資源循環型社会に逆行されているとも言われています。

セキスイ・プラロードは再生プラスチックでできた軽量の簡易仮設道路路盤材です。

プラロード(再生プラスチックブロック)を路盤材として用い、上部に鉄板を敷設した仮設道路工法で工期の大幅短縮・CO2排出量の大幅削減・リサイクル性の向上を実現しました。

重量は1枚あたり約6.5kg。 人力で軽々運べる波形プラスチック路盤材で労力のかかる敷設・撤去作業が容易で工期を60%短縮します。

軽量だから地盤の圧密沈下が少なく撤去後の原状復帰が容易。また、周辺への山砂の流出もありません。

また、再生プラスチック成型品ですので使用後のリユース・再資源化も可能です。

水田や畑地などの平地での仮設工事や災害復旧工事(道路・資材置場・駐車場・歩行路など)や段差解消、各種イベント用桟敷、舞台などにも応用ができます。